ちょっと前ですが、小さく公的年金の収益が上がっているというニュースが出ていたのですね。
日経新聞より
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用する公的年金の運用成績が、2016年10~12月期に2四半期連続でプラスとなった。野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストの試算によると、同期の運用益は10兆700億円。四半期の運用益としては過去最高となった公算が大きい。国内株で4兆円、外国株で5兆2千億円の利益をあげた。
損益が出たときには、各報道機関があんなに取り上げていたのに、よいニュースはこんな感じなんですね。
GPIFに関するニュースは、このブログでも何度か取り上げてきました。
公的年金運用で5兆円の損失が出たときには、民進党は「年金損失5兆円追求チーム」なるものを作って、大きく騒いでいました。
本日、民進党のホームページを確認すると「年金損失5兆円追求チーム」に関する告知は、2016年8月27日が最後となっています。
民進党は結局この追求チームで何がわかったのでしょう?
初鹿明博チーム座長、山井和則さん、長妻昭さん、否定ばかりのパフォーマンスに見えますが、今はどんな気持ちですか?追求チームは、今どのような活動をしているのでしょう。
もちろん、数ヶ月後にここからマイナス10兆円という損失が出ることもあるでしょう。大切なのは年金は長期視点で見ないといけないということです。
数ヶ月のみの結果を切り取って、それが全てのようにパフォーマンスとして動いた民進党はほんと情けないです。
ポートフォリオに問題があるのであれば、好調な今時期に主張してもよいのではないでしょうか?自民党を否定したいのか、国をよくしたいのか、本来の仕事が何なのかを今一度考えなおすべきです。
まぁ、ホームページの「年金損失5兆円追求チーム」の掲載をなかったものとせず、ホームページに掲載し続けていることは、いいのですが(笑)
日経新聞は、この件に関しては、田村記者をはじめ、公平な視点、両面から見ることができているように思います。
マスコミには、公平な視点で見ることのできる本当の報道力を付けて頂けることを望みます。
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