平成27年度の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用状況が発表されました。
GPIFホームページより引用
収益率は、▲3.81%で、▲5兆3,098億円でした。運用資産額は134兆円強です。
この約5兆円のマイナスに対して、早速一部の野党が噛みついています。予想通りのことですが。確かに安全資産で運用していれば、プラスで推移するのかもしれません。ただ、ここでリスク資産を減らすべきと主張する野党及びマスコミに問いたいのですが、それで年金は大丈夫なのかということです。明らかに資金不足ですよね?
動かずにいれば不足するのはわかっているので動いているのに、文句だけは言うのってなんだかなぁと思います。もし10年後に大きく資産が増えていた場合でも文句を言うのか疑問です。
投資先も少しずつ公開されていますので、こちらのポートフォリオが正しいのか、また運用をする人間が優れているのかを論じ、成績を上げることがより重要です。
たった1年運用実績が落ちたからといって右往左往するのは、一番よくありません。長期投資の鉄則として、株価が下がっているときにこそ、継続が大切になります。一部野党が言っている通りに、今、前の運用比率に戻したら株式変動の恩恵が受けられません。
過去実績を見てもわかりますが、波はあれど株式資産が現状割合であればより資産はプラスになっています。未来はどうなるかわかりませんが、世界の成長に自分はかけていきたいです。
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