産経ニュースより
東芝不正会計、歴代3社長の訴追要否で異例の応酬…監視委「明らかな粉飾」 検察「疑問点多く困難」
東芝の不正会計問題で、田中久雄元社長ら歴代3社長の刑事訴追の要否をめぐり、証券取引等監視委員会と検察当局が異例の応酬を続けている。「明らかな粉飾」とみて金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)罪で刑事告発を目指す監視委に対し、検察は「証拠上、疑問点が多い」と否定的だ。逮捕、起訴権限を持つ検察の見解は重いが、会計の専門家からも「刑事訴追が見送られれば、海外投資家に日本は会計不正に甘い国だと思われる」との声が出ている。
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/160718/afr1607180003-s1.html
一部抜粋して引用終わり
7月9日のブログでも書きましたが、検察の対応に納得いかないんですよね。
7月9日ブログ : 東芝会計不祥事の刑事責任 地検、追及見送る公算
今回の特記すべきことは、記事にもありますように、証券取引等監視委員会は、「明らかに粉飾」として刑事告発を目指しているのに対し、検察は「証拠上、疑問点が多い」と及び腰の点です。
最終判断はまだですが、明らかにライブドア事件よりも悪質です。堀江氏は実刑であるのに整合性がつきません。
こんな判断をしていれば、海外の投資家は日本の市場から離れていくことでしょうし、大きな力が働いているのではと考えてしまいます。
検察は「HERO」ではないのでしょうか。
大きな企業を守ることのリスクよりも、日本という国の信頼を失うリスクの方が大きいと思うのですが。
平等な判断を期待します。
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