新型コロナウイルス感染拡大と株式市場 今後の動きは?
こんにちは。
kumatamです♪
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界の株式市場は記録的な暴落となっています。
私の金融資産も、1月と比較して300万円ほど下落しています。
これに会社の確定拠出年金を含めますと、更に大きな落とし込みとなります。
記録的な株価下落状況
2月27日のニューヨークダウ平均は、前日比で1,190ドル下落しました。
この下げ幅は、過去最大の記録です。
ここで、直近1年の高値から底値までの下落率を確認します。↓
このグラフのみを見ますと『コロナ・ショック』は、他のショック安と比較して下落が抑えられているように見えますが、まだ初動であることも考えられます。
続いて、ニューヨークダウ平均の週間ベースでの比較を確認します。↓
今回の『コロナ・ショック』の影響は、こちらのグラフの方がよくわかります。
ニューヨークダウ平均は、2月28日まで7日続落しています。
2月24日~28日のダウ平均週間下落率は12%を超えているのです!
この数値が1987年10月の『ブラックマンデー』に迫るものだということを数字で確認しますと、記録的な下落率であることがわかります。
また『恐怖指数』とも呼ばれる『VIX指数』も高い数字です。↓
一時、50近くという数値まで迫っており、米国株に対しての投資家の不安が確認できます。
ここからの予測は?明るいニュースはないのか?
『恐怖指数(VIX指数)』も高まり、その言葉のように、恐怖に包まれている投資家も多いでしょう。
そのような中、全く先が見えないかと言いますと、そうではありません。
ニュースでの取り扱いは少ないですが、新型コロナウイルス震源地の中国で、沈静化の動きが出ています。
一時、中国国内の5割を超える2,000店舗以上のスターバックスが休業していましたが、現在は8割が営業再開しているというのです♪↓
米スターバックスは先月、新型コロナウイルス感染拡大のため中国の幅広い地域で店舗の休業を余儀なくされていたが、今では営業再開を進めている。
ケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)はウェブサイトに掲載したメッセージで、「中国では新たな感染者数の伸びが減速し、回復の初期兆候が見られている。その結果、同国の主要地域では全域にわたり状況が改善しつつある」と指摘。 現在、中国の4292店舗のうち85%が店を開けていると同氏は説明した。
ブルームバーグより
現在は、わからないことが多くてパニックになっている状態です。
株式市場は、「先が見えない」という感情の不安で乱高下するのです。
少し時間はかかるかもしれませんが、中国の沈静化のような具体的な事例が出てきますと、株式市場市場も反転し、急回復することでしょう。
今後の株式市場はどうなる?投資スタンスは?
ここからの動きを正確に当てることのできる人間はいません。
ただ、私の経験や得ている知識からの予測と、ここまでの歴史から考えるのでしたら、このような大暴落相場で購入した株式は、長期的視点で見ますとリターンを生む可能性が高いということです。
私もリーマン・ショック、東日本大震災、チャイナショックなど記録的な大暴落を経験してきていますが、この間も投資を続けています。
基本的に運用株式を売却することもありませんでしたし、むしろ追加で資金投入していました。
今振り返りますと、そのような記録的な大暴落に投資したものは、ほぼ大きなリターンとなっています。
一時的には更なる下落でマイナスになっても、最終的には時間と共にリターンに繋がっているのです。
反対に、世間が「今投資すべき」と騒いでいるときの投資リターンは少ないのです。
今は投資家が逃げているときです。
この動きと反対に動けるかどうかが長期視点でリターンを得るかどうかに繋がります。
私は『ひふみ投信(ひふみワールド)』と『セゾン投信』への積み立て投資を、ぶれずに継続です。
先日『ひふみ投信』藤野社長からメッセージのありました2,000億円の使い方による今後のリターンは、ちょっと楽しみです♪
投資は、自己責任でお願いします♪
勉強になるブログはこちらを♪↓
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