企業型確定拠出年金制度(DC)を上手く活用していますか?

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企業型確定拠出年金制度(DC)を上手く活用していますか?

こんにちは。

kumatamです♪

日本経済新聞の記事によりますと、確定拠出年金の加入者数が確定給付年金の加入者数を上回ったとのことです。↓

確定拠出年金、給付型を逆転 年70万人増、加入1,000万人迫る

個人が自ら運用先を選ぶ確定拠出年金の加入者数が、企業が将来の給付額を約束する確定給付年金の加入者数を逆転したもようだ。確定拠出年金の加入者数は1000万人に迫っている。老後を見据えた年金づくりは「会社任せ」から、個人が自らの責任で運用する時代に本格的に移る。

日本経済新聞より

会社任せではなく個人の責任において運用してくださいということが鮮明になってきました。

企業年金について詳細説明するのは、ここでは省略させていただきますが、退職金制度に代わるものとして企業年金制度が設定されていると考えてください。

退職金制度は、企業が一定額を積み立てて内部で運用するのに対して、企業年金は運用や管理を外部に委託しています。

企業年金は3種類ある

企業年金は以下、3種類があります。

  1. 厚生年金基金
  2. 確定給付企業年金
  3. 企業型確定拠出年金

厚生年金基金は、法律により新設が不可能な制度であり、実質終了している制度です。

このこともあり、実際には確定給付年金と確定拠出年金に分けられる状況です。

確定給付企業年金と企業型確定拠出年金のどちらがよいですか?

企業が運用してくれる確定給付企業年金と個人に運用が任せられる企業型確定拠出年金。

各企業が決定しますので、従業員に選択権はありませんが、私が選択できるとしましても確定拠出年金を選びます。

運用を個人に任せられるのが確定拠出年金ですので、もちろん想定額に達しない場合もあるのですが、上手く運用すれば増える可能性も高いのです。

私自身、お金の動きが好きということもありますが、運用次第でもらえる額が増えるというのは大きなメリットです。

確定給付年金を好まれる方は安定を求めていると思いますが、企業も何十年も先を見通すことも不可能ですので確定拠出年金に移行する理由が納得できます。

企業型確定拠出年金の状況

企業型確定拠出年金は、運用を個人に任せられます。

では、平均的な運用商品割合を見てみます。↓

日本経済新聞より

この日本経済新聞のデータを確認しますと、預貯金や保険という元本確保型商品が運用全体の半分以上を占めています。

元本確保型と言いますと響きはよいですが、企業型確定拠出年金のメリットを活かすことができないのです。

ちなみに私の勤める会社も企業型確定拠出年金を導入していますが、元本確保型商品は45%程度です。

また、会社が委託している証券会社全体では、元本確保型商品が40%を切っていますので、この日本経済新聞データは相当ガチガチな安全性資産を選択していることが多いことを示しています。

私の会社でも、皆さん安全性資産に偏り過ぎと感じていましたが、平均が更にガチガチであることに驚きと共にマネーリテラシーの不足を感じました。

確定拠出年金 私の運用商品割合は?

ねこさん

kumatamさんの運用商品割合はどうなっているにゃ?

kumatam

私の運用商品割合は、収益性資産(投資信託)100%です!

現在は、外国株式インデックス100%です♪

投資信託の収益性資産100%ですと、リスクが高いと思われる方も多いかもしれません。

ただ、確定拠出年金は、60歳までもらうことができない長期的なものです。

そうであれば、インデックス投資を中心に運用することで年率3~5%は収益をあげることができるというのが私の考えです。

ちなみに、私の会社では2005年に確定給付企業年金から企業型確定拠出年金に変更になりました。

なかなか長期にわたり運用してきており、運用商品割合をその間に数回変更していますが、継続して投資信託100%です。

初期段階では一時的に大きくマイナスしたこともありましたが、今はプラスの恩恵を受けています。

2020年10月末時点で、加入来の運用割合は5%台後半です。

12月時点では更に上昇していると思われますが、約15年運用して平均運用利回り5%台後半というのは素晴らしいのではないでしょうか。

ちなみに72の法則で考えますと利回り7.2%ですと10年で資産が2倍になります。

私の運用利回りは5%台後半ですが、会社の委託している証券会社全体では、2%台後半です。

また、会社内では2%台前半です。

結果論ではありますが、一番リスクをとった収益性資産(投資信託)100%が平均値に対して2倍以上の利回りとなっています。

マッチング拠出が使用できる方は積極的に使おう!

企業型確定拠出年金が設定されている企業の中で、マッチング拠出が使える場合はフルに使うことをおすすめします。

私の収益アップにも大きく貢献しています。

マッチング拠出とは、企業型確定拠出年金で会社が拠出する掛金に加えて、加入者本人が掛金を上乗せして拠出できる制度です。

マッチング拠出として拠出した掛金は、全額が所得控除の対象となります。

結果として所得税と住民税の負担が軽減されますので、収益が上がったときにはダブルでメリットが出ることになるのです。

私はもちろんフル活用です。

企業型確定拠出年金は、リスクもありますが、長期的視点では恩恵も大きいですので、積極的に活用されてはいかがでしょうか。

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