本日7月4日、日経新聞夕刊の記事です。
以下、一部引用
個人投資家が投資信託から毎月受け取る分配金が相次ぎ減少している。為替市場での円高や世界的な低金利の進展によって分配に回す原資が細っているためだ。毎月の分配金は家計の補填になるが、その分、将来の資産は増えにくくなる。分配金を再投資に回して長期的な資産形成を重視する機運も分配金の減少を後押ししている。
分配金は原則的に投信の1万口当たりの値段(基準価格)に対して決まり、株式の配当に相当する。
引用終わり
分配金のメリットって???
個人的には、分配金が発生する投資信託を購入する気持ちが全くわかりませんので、引き下げというよりも0が普通と思っています。
何か分配金というと得した印象を与えますが、再投資すべきものを支払いしているにすぎません。
分配金で払った分、基準価格が下がるだけです。分配金をもらうメリットがあるとすれば、今後その投資信託が下がる見込みのときですが、そうであればもともと購入しないわけですし。
まずは投資信託で長期保持するのであれば、大切なのは、積み立て投資による複利の効果です。その効果を無くす分配金にメリットはないというのが自分の考えです。
よく理解していない人に投信を売るための作戦というのが本当のところでしょう。
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