ひふみ投信マザーファンドの不振で、運用責任者に藤野英人氏復帰
こんにちは。
kumatamです♪
先日2022年12月23日、ひふみ投信マザーファンドの運用責任者に最高投資責任者である藤野英人氏の復帰がレオス・キャピタルワークスより発表されました。
ひふみ投信は、私のメイン投資先の一つですので気になるニュースです。
4月に現在の体制となり、藤野氏はひふみ投信運用責任者から離れ、後任として佐々木靖人氏に任せたわけですが、約9ヶ月間を経て復帰の判断をされたわけです。
この変更はひふみ投信のホームページ告知にもあります通り一時的ではありますが、TOPIXにも大きく劣るここ最近の成績が影響していることは間違いありません。
ひふみ投信は主に日本の成長企業に投資をする投資信託。2008年に運用を開始した。ブルームバーグのデータによると、同投信の基準価格は年初来14%下落(23日時点)し、同期間のTOPIXのマイナス4.2%を大きくアンダーパフォームしている。
ブルームバーグより
ブルームバーグの記事によりますと、年初来で12月23日までの期間で、ひふみ投信の基準価格の14%下落に対してTOPIXはマイナス4.2%ですので、厳しい成績であることは事実です。
運用責任者 佐々木氏の責任なのか? なぜここで藤野氏復帰なのか?
今回、ひふみ投信マザーファンドの運用責任者が佐々木氏から藤野氏に戻るわけです。
流れ的には厳しいひふみ投信の成績責任からの変更に見えますが、藤野氏が運用責任者のときから厳しい成績でしたので、佐々木氏に変わったことによる成績悪化とは言えないでしょう。
佐々木氏は日本株運用担当者として継続されるとことですので、今後もがんばっていただきたいものです。
先日、新NISA制度に関するブログにて、今後のひふみ投信は厳しい道のりになることをお伝えさせていただきました。
レオス(ひふみ投信)自身もそのことを感じとっているのでしょう。
なんと言いましてもひふみ投信の顔である藤野英人氏が、最前線でファンド運用に携わっていることのアピールが必要なのだと思います。
イメージ戦略です。
実際に、藤野氏は現在もひふみ投信から離れているわけではないですので、今回の変更で運用体制に大きな変化があるわけではないでしょう。
ただ、優れた成績を残さないと非常にまずいというのは先日のブログで申し上げたとおりです。
2024年からのNISA枠拡大で、現在の投資環境先がリセットされ、大転換が起こるというのが私の予測です。
アクティブ投信は、成績が全てです。
長きにわたりインデックス投信に負け続けるようですと、流出に繋がるのは当然です。
ひふみ投信にはこの機会に、攻めの投信として更に進化してこの厳しい環境に打ち勝つ成績を残していただきたいです。
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