【ひふみ投信】6月度 月次報告 2020年はTOPIXを9.6%も上回る成績
こんにちは。
kumatamです♪
新型コロナウイルス感染者が日本でも再度増加傾向にあり、株式市場にも影響を与えるこの頃です。
私のメイン投資先の一つである『ひふみ投信』が、2020年6月度月次報告をホームページに掲載されましたので確認します。
まずは運用実績です。↓
ここに掲載された成績では、全ての期間でひふみ投信がTOPIXを大きく上回っています。
ひふみ投信は今回の新型コロナウイルス時でもそうですが、市場が一方向で上がり続けているときよりも、荒れているときにこそ力を発揮します。
そして、継続的にこの結果を残し続けているのは本当にすごいことです。
ひふみ投信の気になる現金比率はどうなった?
ひふみ投信の資産配分比率です。↓
気になる現金比率は、8.72%まで減りました。
新型コロナウイルス対応で、一時現金比率を30%以上に高めていたことを考えますと、その比率を大きく下げたことがわかります。
結果的には、ここ最近で株式比率を高めたことで株式市場上昇にも対応できたことが好成績に繋がっています。
また、資産配分比率の状況データで気になったのが海外株の割合です。
15%以上とこちらも高めています。
このあたりの件に関して藤野社長がコメントされています。↓
「海外株式の上昇が予想以上で、結果的に純資産総額に占める海外株式等の比率が15%以上になり、現金比率も10%を切る状態になっています。今後の市場動向次第ですが、海外株式等は15%以下に引き下げて、かつ現金比率を10%程度まで上昇させ市場の下落にも対応できるようにしていきます」
ひふみ投信ホームページより
市場の下落に対応できるように修正していくとのことですので、ディフェンス力も高めるよい方向性ですね。
ひふみ投信がTOPIX成績を大きく上回る!
年別のひふみ投信とTOPIX成績を比較します。↓
2020年は6月末時点でTOPIXがマイナス8.2%に対してひふみ投信がプラス1.4%です。
なんと9.6%もひふみ投信がTOPIXを上回っているのです!
これはすごい!
組み入れ上位銘柄をチェック
海外株が上位にいることがわかります。
ひふみワールドと重なる企業も多いですので、上手くデータ活用しているのでしょう。
藤野社長のコメントですと海外株式は15%以下に抑えていくとのことです。
ただ、私の考えは海外株式割合にはこだわらなくてよいと思っています。
もし、日本の企業よりも株価が上昇する可能性が高い企業が海外なのでしたら、投資すればよいと思います。
そこに境界線は不要です。
ひふみワールドとの棲み分けがありますがそのことを考えましても、海外株式が50%になっても全く問題なしです。
投資家が気にするのはリターンですので。
継続した積み立て投資がリターンとなる
日々の成績では基準価格の上げ下げがありますが、長期で見ますと『ひふみ投信』や『セゾン投信』のようなファンドでは上昇する可能性が高いです。
特に積み立て投資は、株式市場が低迷しているときにも安価な価格で積み立て続けますので、上昇に転換すると一気にリターンに変わるのです。
ひふみ投信も今年になって資金流出(解約)が増えているようです。
下落時はもちろんですが、回復時にもそのような短期で売ってしまうのは実がなる前の刈り取りですので本当にもったいないです。
ゴールはまだまだ先です。
じっくりと果実の成長を待ちましょう♪
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