ビットフライヤーがビットコインゴールド(BTG)に相当する日本円付与を発表!その金額は?
※2020年1月14日追記あり
こんにちは。
kumatamです♪
ほんと久しぶりの暗号資産(仮想通貨)に関するお話です。
本日2019年12月3日、暗号資産(仮想通貨)取引所のビットフライヤー(bitFlyer)より、『ビットコインゴールド(BTG)』に相当する日本円付与の発表がありました。
多くの方は「何のこと?」という反応だと思うのですが、2017年当時はけっこう話題というか問題になったままうやむやにされていた話なんです。
暗号資産(仮想通貨)のハードフォークとその問題
暗号資産(仮想通貨)は『ハードフォーク』と呼ばれる仕様変更が起こることがあります。
暗号資産(仮想通貨)は、ブロックチェーンと呼ばれる取引データ時系列の管理システムにより運営されています。
ブロックチェーンで仕様変更したときには、今までの仕様も新しい仕様もそのまま分岐されて存在していくため、まるでフォークのようであることからその名前がついています。
2017年当時にビットコイン(BTC)からハードフォーク(分岐)して生まれたものの一つが『ビットコインゴールド(BTG)』なのです。
ビットコインがもてはやされていた当時、このハードフォークがあることで、まるで錬金術のように資産を増やすことができたのです。
価値はビットコイン1に対して1とはいかないものの、それでもけっこうな額を増やすことができたのです。
先ほど述べさせていただいた当時の問題というのは、いろいろな理由があって当初ハードフォークによって『ビットコインゴールド(BTG)』が付与される動きのものが今日までされていなかったのです。
海外の取引所では、付与されていましたが日本の全ての取引所で付与されていなかったのです。
ビットコインゴールドの価値は?
2017年当時、『ハードフォーク』にてビットコインから『ビットコインゴールド』が分岐して誕生しました。
分岐ですので、基本は1対1ですが価値は異なります。
ちなみに分岐されたのが、2017年10月24日ですので、その後で一番近い私のブログを確認します。↓
2017年11月2日の私のブログですが、当時1ビットコインは89万円くらいまで上昇しているところです。
後に1ビットコインで200万円を超えましたが、この89万円という金額は現在の80万円前後よりも少し高い金額です。
私も当時は今よりもビットコイン所持数が多かったですので、今思うとそのままがよかったのですが、投資の世界では「タラレバ」は通用しません。
このビットコインから分岐したビットコインゴールドは最高値で400ドルくらいです。
日本円では、1ビットコインゴールドあたり40,000円を超える価値があったわけです。
そのビットコインゴールドの現在価格はと言いますと・・・。
600円台・・・。
ハードフォーク時に私が所持していたビットコインは、約7ビットコイン。
ビットコインゴールド高値で考えますと、30万円くらいの価値があったのです。
このことからも当時、ハードフォークが完了してもなかなかビットコインゴールドを付与してくれない日本の仮想通貨取引所に対して不満の声が挙がったのです。
今回、ビットフライヤーからはどのくらいの日本円が付与されるの?
ビットフライヤーからのビットコインゴールドに相当する額の日本円付与として、以下の内容が発表されています。
ハードフォーク発生時点でのBTC保有残高に応じ、当社にてBTGを売却し、かかる諸費用を差し引いた上で、一律の価格を使用して対象となるお客様へ日本円を付与します。
bitFlyerより
Twitterなどでは、待ちに待ったビットコインゴールド(BTG)の付与ということで歓喜されている方がとても多いのですが、果たして喜ぶ内容なのでしょうか?
これが最高値の40,000円台であれば、私も30万円くらい付与されますので歓喜するでしょう。
ただ、ビットフライヤー(bitFlyer)からの発表にある「一律の価格」という表現の注意書きとして、以下の文面があります。↓
現在の市場価格を下回る価格での付与となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
bitFlyerより
「現在の市場価格」=600円台・・・。
私の場合、そこそこのビットコイン所持数と思いますが「×7」ですので、5,000円弱でしょうか。
あまりに少ない。
タイミングがあえば、30万円の価格があったものが5,000円以下とは。
この事実で、歓喜されている方々はどのような考えや理解なのかがわかりません。
それとも、私の読み取りがおかしいのか(笑)。
私の読み取りがおかしいければありがたいですし、どなたか教えていただきたいです。
このビットコインゴールド(BTG)付与に対して、bitFlyer 共同創業者でありbitFlyer BlockchainのCEOである加納裕三氏のTwitterコメントです。↓
「歯痒い思いをしてきましたが、この様な形でお約束を果たすことが出来たとすれば本望です」
このコメントをされるということは、私の読み取り力が不足しているのでしょうか?
「本望」って、タイミングが2年もずれて、本来所持できた方々が得られたかもしれないものを時間と共に奪ってしまったのに・・・。
もし、現在価格での日本円付与であれば、加納氏のコメントに対して、配慮という面で人間性を疑ってしまいます。
加納氏がおっしゃる本当の「お約束」であれば、ビットコインゴールド付与時の価値金額と思うのですが、いかがでしょう?
ビットコインゴールド相当額の日本円付与 結果報告 ※追記
ビットコインゴールド相当額の日本円付与が、2019年12月25日に実施されていました!
bitFlyerからのクリスマスプレゼントだったのでしょうか?
気になる金額は・・・
4,120円・・・。
ほぼ予測通りですが、少な過ぎです。
一時は30万円の価値があったのですが。
すぐに付与していただければよかったのですが。
無いよりマシですが、残念な金額です。
以上、追加報告でした。
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