ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス) マザーズ市場へ上場決定!(追記あり:急遽上場延期!!)

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12月25日、ひふみ投信上場!

※2018年12月21日追記あり

 

こんにちは。

kumatamです♪

 
 

以前より話題に挙がっていましたが、ひふみ投信を運営するレオス・キャピタルワークス株主会社がマザーズ市場に上場することの発表がありました!

 

ひふみ投信ニュースリリースより↓

 

新規上場承認に関するお知らせ

レオス・キャピタルワークス株式会社(代表取締役社長:藤野 英人、https://www.rheos.jp/)は、本日、株式会社東京証券取引所(以下、東京証券取引所)より、当社株式の東京証券取引所マザーズへの新規上場を承認されましたことをお知らせいたします。

東京証券取引所への上場日は2018年12月25日(火)を予定しており、同日より同取引所にて当社株式を売買していただくことが可能となります。

ここに謹んでご報告させていただくとともに、これまでの皆さまのご支援、ご高配に心より感謝申し上げます。当社は引き続き、「資本市場を通じて社会に貢献します」という経営理念のもと、多くのお客様に「保有してうれしい」と思っていただけるようなファンドの運用・販売にさらに努め、お客様からお預かりした資金を主として日本の成長企業、頑張っている企業に投資をすることにより「日本を根っこから元気にする」ことに全力を尽くして参ります。

ひふみ投信にて継続して積み立て投資する私ですが、このニュースリリースを見て、「嬉しい」という感情は全く沸きませんでした。

 

普通の株式ホルダーでしたら、歓喜にわくところですが、投資者という立場で考えますと、メリットが全く想像できなかったからです。

 

投資者としてひふみ投信に一番望むことは、アクティブ投信としてのリターンです。

 

これは全ての投資者に共通していることでしょう。

 

次に信託報酬等コストの引き下げです。

 

アクティブ投信としましては、とても頑張っている設定と思いますが、上場して投資者に何がメリットがあるのだろうと考えてしまうのです。

 

 

会社にとって上場するメリットは、資金調達できることと知名度や信用の向上でしょう。

 

ただ、上場によりステークホルダーとして一般株主が入りこんでくるわけです。

 

株主の視点は、シンプルに株価高騰です。
信託報酬の削減は、会社の利益を減らしますから、株主からの反対を受けるのではないでしょうか?

 

投資者と株主は、相反する立場にいるように思うのです。
今後、レオス・キャピタルワークスは、投資信託とシナジー効果を生む別な事業を始めることでしょう。

 

しかし、投資者の立場からしますと『ひふみ投信』の少数精鋭が今以上に手をかける余裕があるのかも疑問なのです。

 

現在の運用額増大によるデメリットは少ないというのが藤野社長のスタンスです。

 

投資には浮き沈みがありますので、短期間で評価すべきではないことは重々承知しておりますが、今年に入り結果が出ていないという現実があります。

 

スタートアップ企業への投資やウォーレン・バフェットのバークシャーハサウェイやソフトバンクグループのようなものを目指しているのでしょうか?

 

いろいろ不安な点があるのです。

 

一つ確実に言えるのが、藤野社長の『ひふみ投信』にかける時間が減るということです。

 

現在も上場という動きをしていたわけですから、純粋に『ひふみ投信』へ、直接藤野社長が動くという時間は減ったはずなのです。

 

もちろん、株式会社ですから利益を追求すべきです。

 

レオス・キャピタルワークスには、ひふみ投信の投資者は『ひふみ投信』という名前ではなく、藤野社長に投資している方が多いということを今一度考えて頂きたいです。

 

上場後は、株主の目が今までと比較にならないものになります。

 

株価が少し下がっただけでも、SNSは炎上します。

 

投資者と株主がWIN WINになることはできるのでしょうか?

 

今は投資者あっての会社ですが、上場で投資者と株主あっての会社となります。

 

配慮すべきことが増えますので、純粋に投資信託に傾注する会社からずれてしまわないかが懸念されます。
これはあくまでも個人的な現時点での『ひふみ投信』のみの運営を考えた時の視点です。

 

ここまで『ひふみ投信』に積み立て続けてきた投資者として、今のひふみ投信に集中して結果を残してほしいのが願いです。

 

上場は決定事項ですので、ここから藤野社長の舵取りに期待です。

 

我々投資者の夢や生活を乗せたファンドです。
ここまでは、順調な舵取りで満員御礼の乗船客でしたが、少しの歪みで傾きます。

 

レオス・キャピタルワークスには、氷山には気をつけて航海にして頂きたいです。

 

 

以下、12月21日追記

 

 

ひふみ投信より、間近に迫った上場の延期申請がありました。

 

この直前での延期は異例です。

 

 

2018年12月21日 日本経済新聞より↓

「ひふみ投信」のレオス、25日の上場取りやめ

25日に東証マザーズ市場への上場を予定していたレオス・キャピタルワークス(東京・千代田、藤野英人社長)は20日、上場手続きの延期を同日の取締役会で決議したと発表した。「当社のコーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の有効性について、投資家保護の観点から深掘りするべき事項が発生した」ためとしている。上場直前に会社側の判断で取りやめるのは異例だ。東京証券取引所も同日、レオスからの申し出に基づいて上場承認を取り消したと発表した。

 

「投資家保護の観点」ということですが、この時期での延期あってはならないことです。

 

 
少なくとも『ひふみ投信』への信頼に与える影響として、マイナス面の要素が非常に高いです。

 

ひふみ投信ホームページより↓

募集株式発行及び株式売出しの中止に関する取締役会決議のお知らせ

ニュースリリース

平成30年11月19日及び平成30年12月4日開催の当社取締役会において、当社普通株式の東京証券取引所マザーズ市場への上場に伴う募集株式発行及び株式売出しについて決議いたしましたが、当社のコーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の有効性について投資家保護の観点から深掘りすべき事項が発生し、平成30年12月20日開催の当社取締役会において、当該深掘りに時間を要するものと判断したことから、募集株式発行並びに株式売出しと、それに伴う上場手続きの延期を決議いたしましたので、お知らせ申し上げます。

なお、今後の上場手続きの再開時期につきましては、当該深掘り事案の結果を踏まえ、状況を慎重に見極めたうえで総合的に判断する予定です。

以 上

 

もともと私は『ひふみ投信』の上場を疑問視しています。

 
ただでさえ、この低迷の市場環境ですので、「しっかりしてくれよ!」というのが、投資家の総意でしょう。

 

今後の詳細発表を待ちます。

 

 

 

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