レオス(ひふみ投信)の上場延期に物申す!!
こんにちは。
kumatamです♪
本日2018年12月21日、ひふみ投信にとってよくない大きなニュースが入ってきました。
12月25日に予定していたレオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)のマザーズ市場上場を取りやめるというのです。
現在は延期という内容ですが、『ひふみ投信』に投資する者として「何やってるの!」と怒り心頭です!
(-_-#) ピクッ
そもそも、私は資産運用会社としての『ひふみ投信』が上場することは、現在投資している人にとってメリットが少ないと考えており、反対の立場です。
そのあたりは、上場が決まった直後にこのブログでも掲載しています。
本日2018年12月21日、朝時点での情報に基づく追記やレオスからのニュースリリースも掲載しています。↓
このブログにて私は「氷山に気をつけて航海を」という旨のコメントで締めくくっていましたが、早くも衝突してしまいました。
ただでさえ上場をよくないと思っている私としましては、本日の上場延期申請で『ひふみ投信』 にネガティブな印象が付くことを懸念しているのです。
また、それでなくても本日を含め、基準価格は下落の一途です。
ひふみ投信推移
ひふみ投信ホームページより、3ヶ月推移です。↓
基準価格も40,000円手前まで下落してきています。
続いて、資産管理ツール『マネーフォワード』より、私の3ヶ月運用状況です。↓
3ヶ月前は1,600万円以上あったひふみ投信評価額ですが、本日で1,229万円まで下落です。
※前日比のマイナス72万円表記は、昨日と本日の2日分です。
3ヶ月でマイナス400万円です。
この下落は市場環境もありますし、投資している私の自己責任ですので致し方ないですが、決定後の上場申請取りやめなどというものは絶対にしてはいけないのです。
コーポレート・ガバナンス
『ひふみ投信』は、よい企業を選んで投資する企業選択のプロです。
その『ひふみ投信』が選ばれる側になる寸前で、やってはならないことをしてしまったのです。
IPO(新規株式公開)で当選して、購入の権利を得ていた方もいらっしゃるでしょう。
もちろん市場環境が最悪ですので、上場することでIPO当選者がマイナスすることもありますが、それが関係して上場申請取りやめになっているのだとしたら、主幹事のみずほ証券含めてお粗末過ぎます。
IPO当選した方も、そうでない方も結果が出るまでの期間、資金をプールしておかないといけません。
その期間は、その資金を投資に回すことができなかったのです。
この責任は重いです。
12月14日の日本経済新聞で、レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)の藤野社長は以下のように、仰っています。↓
「上場する意義のひとつは、永続する組織を作ることだ。超長期で顧客の資産を預かり増やしていくという目的からすると、レオス自身が将来にわたり持続的な会社になるという意思表示をすれば、投資家も安心してひふみ投信を持つことができる」
――これまで投資家として上場企業と対話してきました。上場後はどう投資家を向き合いますか。
「当然、投資家からは厳しい目が向けられると思う。機関投資家が恩恵を受けにくい株主優待はやらない、質の高いアニュアルリポートを発行して情報開示を徹底するなど、自分たちが資本市場で言ってきたことは忠実に実施していく。レオスのあり方が上場企業の目指すべきコーポレート・ガバナンスのスタイルとなるぐらいの気概を持って取り組みたい」
『レオスのあり方が上場企業の目指すべきコーポレート・ガバナンスのスタイルとなるくらい』
上場前からコーポレート・ガバナンスが乱れていますが、大丈夫でしょうか?
上場に対する主幹事証券会社の役割って何?
今回の一時上場申請取りやめには、主幹事のみずほ証券の動きが大きく影響しており、レオス(ひふみ投信)が巻き込まれたような報道もあります。
日本経済新聞より↓
レオスの上場延期、主幹事証券が事実上要請
レオス・キャピタルワークス(東京・千代田)の藤野英人社長は21日、新規株式公開(IPO)の延期について日本経済新聞に対し、「20日の夜に主幹事を務めるみずほ証券からの連絡で、延期を決めた」と明らかにした。内容について具体的な説明は避けつつも「法令違反などはなく、(みずほ証券の指摘は)納得できない」とした。
レオス・キャピタルワークスの藤野英人社長
これが事実とすれば、主幹事証券であるみずほ証券は、イメージダウンですね。
それも、みずほ証券からの連絡が昨夜とは!
NewsPicksより、草食投資隊としてひふみ投信の藤野社長、セゾン投信の中野社長と行動を共にすることもあるコモンズ投信の渋澤会長のコメントです。↓
コモンズ投信伊井社長コメントです。
※2018年12月22日追記↓
主幹事のみずほ証券が、現在の市場環境を鑑みて判断を加えた可能性もコメントされる方もいますが、もしレオスの意向に反しているのでしたら、大問題でしょう。
実際に本日2018年12月21日にマザーズ市場に上場した企業は散々たる結果です。
ブルームバーグより↓
マザーズIPO、初日売り気配など低調-ソフトバンク影響の声
東京証券取引所マザーズに21日新規上場した4銘柄のうち、1銘柄は売り気配を下限まで切り下げても売買が成立せずに終了。1銘柄は初値が公開価格を割り込み、その後一時ストップ安を付けた。
そのような環境でも、それが理由で上場を申請している企業の意向に反して主幹事証券が手を加えたのでしたら、今後何かしらの問題になるでしょう。
今回、レオスか主幹事のみずほ証券のどちらの問題であるにせよ、投資家に与えたダメージは計り知れないものがあります。
また、『ひふみ投信』そのもののイメージも落としていますので、投資者へも影響を与えています。
詳細発表が待たれます。
2018年12月22日14時30分追記↓
今回の『レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)』上場延期に関して、状況がわかってきました。
日経ビジネスオンラインより↓
■19日に東証一部に上場したソフトバンクの株価が売り出し価格を大きく下回った。このような時期に延期になったのは、かえってよかったとの見方もある。
藤野:我々の資金調達は小さく、それほどキャッシュが必要なわけでもない。上場して株価が振るわないよりも、上場が止まった時の方のダメージが大きい。「あいつら黒だったんじゃないか」「裏に問題があるんじゃないか」とも思われかねない。(延期になったことで)投資しようとしていた人たちとの信頼関係にも影響するし、ロードショー(投資家への会社説明)もやり直さないといけない。
私たちはずっと「上場はいつやっても成功だ」と言ってきた。相場の地合いは関係ない。地合いが悪い時は調達金額が低くなるが、長い目で見れば多くの投資家に喜んでもらえる可能性があるからだ。
地合いがいい時に上場したって、そのうち地合いが悪くなれば株価は下がる。そうすると、あとは罵詈雑言の嵐になるはずだ。2年前に上場を決断をした時に、2年後のマーケットは分からなかった。根本的には、「出た時がベストだ」と考えている。その考え方は今も変わっていない。
■主幹事の上場延期の要請には納得したのか。
藤野:納得できるかどうかはノーコメント。そう言えば分かってもらえるかと。
- 藤野社長のレオス(ひふみ投信)は、どんな市場環境でも予定通り上場したかった。
- 主幹事のみずほ証券が、今回の上場延期を望んだ。
このような流れのようですね。
藤野社長の考えがわかってよかったです。
上場を望むわけではありませんが、藤野社長はじめとするひふみ投信を応援することに変わりはありません。
また、詳細の続報を待ちます。
勉強になるブログはこちらを↓
今年もあと少し。
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