『ひふみ投信』TOPIXに対する月別成績は8勝3敗! 『ひふみワールド』の状況もチェック♪
こんにちは。
kumatamです♪
私のメイン投資先の一つである『ひふみ投信』の11月度 月次報告書が発表されました。
基準日は11月29日です。
この月次報告内の『ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)』藤野社長コメントが気になりました。
11月はひふみは好調で、東証株価指数を上回るパフォーマンスを示しました。2019年を通じて、東証株価指数に対する月別の勝数は8勝3敗と今年は好調を維持しております。
ひふみ投信11月度月次報告書より
月別成績で東証株価指数(TOPIX)に対して8勝3敗ですか?
何となくですが、ほぼ5分の成績か若干『ひふみ』が上回っているかなぁという印象の2019年なのですが、大きく勝ち越していたんですね!
また、次の藤野社長コメントにも同意です。↓
世界の株式市場が強いことに対して、多くの方が意外感を持たれています。特に日本の株式市場が好調であることに対して、足元の景況感とかけ離れていると感じるようです。
ひふみ投信11月度月次報告書より
私の身の回り、特に小売、飲食業は本当に厳しい状況に思えるのです。
私の感覚ではあるのですが、これは消費税増税による一時的な落とし込みではなく、時代の変化による継続的なものに思われます。
もちろんこのタイミングで増税したことは、更によくないことですが、今まで通用していたものがしなくなってくるという大変革の時代にきています。
ここで変化のできない企業は、数年後という短期で廃業せざる負えない時代になっています。
『ひふみ投信』は現在の状況に合わせ、消費税増税の影響を受ける内需関連のウェートを下げ、輸出ハイテク企業のウェートを上昇させているとのことです。
この明確な方向性はいいですね。
ただ、株価は全体的に高値圏にありますので、現金比率を高めてほしいというのが、私の考えですが・・・。
『ひふみ投信』11月度 月次報告書を確認
11月度 月次報告書の内容を確認します。
TOPIX比較の『ひふみ投信』基準価格の推移です。↓
基準価格もあと少しで50,000円台のところまで回復してきています。
期間別の運用成績です。↓
先程、「あまり勝ち越している印象がない」とお伝えしましたが、その要因がこれですね。
今年に入ってからの月別勝敗が8勝3敗でも、「3ヶ月」「6ヶ月」「1年」という期間に区切りますと、どの期間でもTOPIXに負けているのです。
資産配分比率などの状況です。↓
現金比率は1.1%。
ほぼフルインベストメントですね。
「10%ほどの現金余力を残して、暴落時に備えてほしい」というのが私の考えですが、相場環境はよいというのが『ひふみ投信(レオス)』の考えなのでしょう。
各年の収益率です。↓
なんだかんだ言われましても、2019年は20%以上のリターンなんですね。
2018年がマイナス21.4%でTOPIXに大きく負けたことの印象が強いのか、最近の『ひふみ投信』は不調というイメージが先行しています。
時価総額別比率です。↓
最近の『ひふみ投信』は日経平均株価やTOPIXと少し異なる動きをすることが多いですので、アクティブ投信としては私の期待に合致しています。
今後も攻めの姿勢でいっていただきたいです。
2019年11月末時点での『ひふみ投信』組み入れ比率上位10企業です。↓
海外株は、MicrosoftとVISAの2企業です。
最大の投資企業でも2.4%の組み入れ比率ですので、分散投資されてリスク回避していることがわかります。
この点は、より企業数を絞ってアクティブにしてほしいと思いますが、ここまで資産額が増えますと企業の株価に与える影響も大きいですので難しいのかもしれません。
『ひふみワールド』の状況を確認
『ひふみワールド』には、2019年10月8日のスタート時に10万円投資し、毎月の積み立ても開始しています。
では、『ひふみワールド』の状況を確認しましょう。
日々、基準価格に変化はありますが、2019年10月8日の設定来成績は6.8%です。
市場環境に助けられている感はありますが、立派な成績です。
続いて資産配分比率などの状況です。↓
約5割が米国への投資となっています。
また、投資割合も増え、現金等の比率も19%ほどになっています。
この時点で82銘柄もの企業に投資していますので、『ひふみワールド』は『ひふみ投信』同様、守りも重視していることがわかります。
個人的にはインデックスに近づくことはアクティブ投信を選択している意味がなくなりますので、優良と思われる銘柄に絞っての集中投資が望ましいのですが・・・。
この点は好みが別れるところと思いますが、初期の『ひふみ投信』が理想的です。
11月末時点での『ひふみワールド』組み入れ比率上位10企業です。↓
ここで面白いと思ったのが、『ひふみ投信』組み入れ比率上位に入っていたMicrosoftとVISAが10位までに入っていないことです。
海外株は、『ひふみワールド』の分析を『ひふみ投信』に直接反映させるかと考えていたのですが、今のところ違うようです。
このあたりの投資スタンスも今後チェックしていきたいですね♪
『ひふみ投信』と『ひふみワールド』の更なる上昇を期待しております。
投資は、自己責任で無理のない範囲でいきましょう♪
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