先日、ビットコインに関係した社員は全員首って言ってましたよね?!
JPモルガン・チェースがビットコイン先物仲介の業務を検討しているとの本日2017年11月22日の報道です。
日経新聞より
米JPモルガン、ビットコイン先物仲介への参入を検討 米報道
米大手銀行のJPモルガン・チェースがビットコイン先物の仲介を検討しているようだ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が21日、事情に詳しい関係者の話として報じた。ビットコイン先物は早ければ12月の第2週にもシカゴ・マーカンタイル取引所に上場する。
報道によると、JPモルガンは先物仲介部門を通してビットコイン先物取引を顧客に提供する考えという。十分な需要があるかを含め、調査を進めているようだ。同社はすでにビットコイン価格に連動する上場投資証券(ETN)を取り扱っている。
『ふざけるな!!』
と言いたい方は、ビットコイン取引をしている方であれば多数いらっしゃるのではないでしょうか?
なぜなら、JPモルガンのダイモンCEOは9月のニューヨーク投資家会議において、以下のようなコメントをしていたからです。
- ビットコインは「良い終わり方はしないだろう」と述べ、バブルがはじけると予言
- 『これは詐欺』であり、最古のバブルと言われる17世紀オランダの『チューリップ球根より悪い』と指摘
- 同CEOはその上で、JPモルガンのトレーダーがビットコイン取引を始めたとしたら、『即座に解雇するだろう。理由は2つ。当行の規則に反する上に愚かであり、いずれも危険なことだ』と語った
この発言後、ビットコイン取引市場は大暴落したのです!
このブログでも、その時に取り上げさせて頂きました。
ポジショントークで済まされるの?
ポジショントークとわかってはいましたが、ビットコインをはじめとする暗号通貨取引は、株式市場と比較して投資初心者がとても多いように感じます。
ダイモンCEOのコメントで、暗号通貨を売却した方も多いはずです。
暗号通貨取引をされている方は、まだまだ情報に流されることが多いです。
株式市場であれば、『風説の流布』にあたる言動も法整備がされていないこともあり、ダイモンCEOも罰せられることはないのかもしれません。
ただ、ビットコイン取引をする人と米モルガンチェースという会社(CEOだけかもしれませんが)のどちらが金の亡者かは一目瞭然です。
『詐欺』とまで言ったビットコインに関わる業務を検討しているとは。
米国JPモルガンとダイモンCEOへの信頼は、少なくとも無くなりました。
これは投資銀行、そして銀行全体へのイメージダウンにも繋がります。
暗号通貨は、銀行業務と正反対の機能を持っています。
暗号通貨がメジャーになるということは、銀行業務を減らすことになりますので、ポジショントークもわかりますが、今回ばかりは行き過ぎですね。
こんなCEOの下で働く社員は、どのような感情なのでしょうか・・・。
ダイモンCEO、『詐欺』はどちらかおわかりですよね?
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