ビットコイン、暗号通貨大暴落
ビットコインをはじめとする暗号通貨が大暴落しています。
私自身も最高値から350万円以上、数日間でマイナスとなっています。
車1台買える金額ですね。
この下落は、中国のICO規制から始まり、中国がビットコイン取引を禁止することが要因となっています。
ビットコイン取引所に対して、中国当局は本日9月15日中に、今月中にビットコイン取引を停止することを顧客に告知しなければならないということを求めたのです。
中国、何でもありですね。
それほど、中国政府がビットコインをはじめとする暗号通貨に恐怖したということでしょう。
通貨をコントロールすることが、強い政府を作ることになりますので、この点を早い段階に締めにきたのでしょう。
規制はあってもビットコイン取引を禁止させるとは想像以上でしたが、中国であればあり得ることかなと思います。
今回、暗号通貨下落の他の大きな要因は、この人の発言です。
アメリカ銀行JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)です。
この方は12日に、ビットコインは詐欺と決めつけ、JPモルガン・チュースのトレーダーが仮想通貨ビットコインの取引を行ったとしたら解雇すると発言したのです。
ブルームバーグより
ビットコインは詐欺、取引行えば即解雇する-JPモルガンCEO
ダイモンCEOはニューヨークでの投資家会議で、ビットコインは「良い終わり方はしないだろう」と述べ、バブルがはじけると予言。「これは詐欺」であり、最古のバブルと言われる17世紀オランダの「チューリップ球根より悪い」と指摘した。
同CEOはその上で、JPモルガンのトレーダーがビットコイン取引を始めたとしたら、「即座に解雇するだろう。理由は2つだ。当行の規則に反する上に愚かであり、いずれも危険なことだ」と語った。
正直、モルガン・チュースのCEOがビットコインのことを詐欺なんて言える立場か?というのが感想です。
あれだけリーマンショックの時に、ゴミのような金融商品にAAAの評価を与えていた企業のトップが言うとは笑いではなく怒りの感情がわいてきます。
中国と同様に現在の中央銀行が通貨を発行することが弱まると一番困るのは彼ら銀行ですから。
ビットコインをはじめとする暗号通貨に対して彼も恐怖を感じているのでしょう。
完全なポジショントークです。
彼らの既得権益を奪うものは全力で停めに入るでしょう。
北朝鮮がビットコインを活用しているような報道も出てきています。
ここ数日で驚くほどビットコインに対する否定的な報道が増えていることに、皆さんも気づいているはずです。
この裏には何があるのかを読み解くことも投資の面白さです。
このままビットコインや暗号通貨が無くなるか、一時的な下落で今が購入のチャンスなのか。
今回の下落は、自身の投資が流されているものなのか、しっかりと考えた末に行われたものなのかがはっきりとわかります。
下落を悲観し右往左往している方はリスクを取り過ぎですので、暗号通貨に手を出すべきではありません。
投資そのものも控えた方がよいでしょう。
投資は、リスクを理解し感情をコントロールできる範囲で行いましょう。
ビットコインは、こんなところで終わるものでないと考えます。
銀行にとって脅威になる存在です。
銀行そのものの存在価値が試される時代です。
投資は、自己責任でお願いします。
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