積立NISAの対象アクティブファンドは、たった5本
先日の森金融庁長官の講演でも述べられていますが、5,000以上あるファンドで積立NISAの対象となるのは、たった50本ほどです。
アクティブファンドは、選択条件がより厳しくたった5本ほどのようです。
私のメイン投資先でもあるひふみ投信が対象になっているか気になりましたが、大丈夫そうですね。
NIKKEI STYLEより
積立NISA 金融庁がアクティブ型にダメ出しの理由
対象投信の基準は下表のとおり。インデックス投信についてはコスト(信託報酬と販売手数料)だけが選別基準になっているのに対し、アクティブ型には事細かな制約が課せられた。特に厳しいのが残高、資金流出入に関する条件で、届け出時点で残高は50億円以上、設定来の3分の2以上の期間(決算期ベース)で資金流入超過となっている投信に限られる。
QUICK資産運用研究所がこの条件で3月末時点のデータを使ってスクリーニングしたところ、積立NISAの対象となるアクティブ型はひふみ投信、さわかみファンド、ニッセイ日本株ファンドなど、6本が残るのみだった(昨年11月時点のデータによる金融庁の検証では5本)。
なかなか対象にするファンドをどうするかというのは線引きで悩むところですが、投資する方にとってメリットがあるものを選ぶという視点はよい方向です。
今までの投資家ではなく、自社の利益追求から方向転換される可能性もあります。
直販アクティブファンドのご意見
3月11日の少し前の東洋経済の記事ですが、積立NISAに対して草食投資隊の3方が意見を述べられていますよ。
草食投資隊
- コモンズ投信 渋澤 健
- セゾン投信 中野晴啓
- ひふみ投信 藤野英人
東洋経済より
「ETFだけに投資する人」は何が問題なのか
「積立NISA=インデックス投信」はおかしい
中野:スタートは2018年1月から。年間の積立限度額が40万円で、期間は20年。だから限度額は800万円。そんな感じですよね。
藤野:問題は投資対象です。
渋澤:確か、今のNISAだと買える株式がダメで、「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」と書かれていますね。
少し前の記事で、まだ積立NISAの内容が未確定時点でのご意見であることは、ご理解ください。
積立NISA、まだまだいろいろと改善点はありそうですが、投資を活発にするために国が積極的に動くことは素晴らしいことと思います。
金融庁には今後も長期投資を育てる地盤作りをお願いしたいです。
投資利益に対する税率は現在約20%ですが、NISAなどに関係なく、10年以上の保有で非課税などにならないでしょうか・・・。
話は変わりますが、ここ最近円高方向で株価もさえない感じです。
この円高で、米国株も一気に下落するようであれば、ひふみ投信もいよいよ米国企業への投資を始めるかもしれませんね。
これはこれで楽しみです♪
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